落ち葉ケーキって誰が食べるの? ~持続可能な環境づくりを目指して:2年生~
今日は4時間目に2年1組、5,6組の児童が
5校時には2年2組の児童が、校内の落ち葉を集め「落ち葉ケーキ」を
つくる活動を行いました。
足立さんから写真の左隅に写っている木の枠を紹介されました。
「これを使ってケーキをつくるんです」
子供たちからは「え~、誰が食べるの?」と質問が。
どう見ても、これで自分たちが食べるケーキにはなりそうにありません。
「落ち葉でケーキを作るんです」と足立さんがこたえます。
「いったい誰が食べるのでしょう?」と問題を出されました。
「まずは落ち葉を集めましょう」と声をかけられると、
ちびっこ山付近の落ち葉を熊手で集め始めました。
みんな一生懸命です。
みんなで落ち葉を集め、落ち葉が山のように集まってくると
一体感が高まって、うれしくなってきたようです。
「こんなに高くなった」
喜ぶ声が上がります。
落ち葉が集まると、足立さんから「今度はこの木の枠の中に、集めた木を
左手は動かさずに、右手だけを動かして集めて、さらに集めて、またまた集めて…」
「最後に左手を下にして持ち上げて、この枠の中に入れられるかな」とうながします。
足立さんのお手本を見ると、イメージがわいたようで、さっそく自分でも落ち葉を集めて、
集めて、集めて、そうして、うまく持ち上げていきます。
ワイワイ言いながら、落ち葉を固める技を覚えて、持ち上げるだけで、子供たちは
とっても楽しんでいます。自然と豊かに関わるってこんなのかもとみている方もうれしくなってきます。
お手伝いに来てくださった学校応援団、保護者の方も子供のような笑顔で一緒に
参加してくれています。
その後、枠いっぱいになった落ち葉の上に乗って踏み固めていきます。
これまた何とも言えない感覚で楽しいんです。
みんな笑顔です。
踏み固め、かさが減ったところにまた、落ち葉を入れ、踏み固めました。
そうして、最後に、木の枠を外します。
1組の落ち葉ケーキです。
2組の落ち葉ケーキです。
そのあと、学校応援団の方々が残った落ち葉で落ち葉ケーキを作っていました。
大人だって楽しんです。自然と戯れて遊ぶ姿も子供たちのよきモデルとなっています。
持続可能な環境づくりをしていくためには、自然と共に楽しみながら関わて行くことが
大切なのだと学びました。
最後には、応援団の方々が、この落ち葉ケーキをビオトープに移してくださいました。
さて、この落ち葉ケーキは誰のための物なのでしょう?
2年生の子供たちに聞いてみてください。
授業参観とは違った子供たち、クラスのよさが見える機会です。
ぜひ、学校応援団に協力できる機会があれば一度だけでもよいので、いつでも、できる時に
参加してみてください。
次は6年生が山桜の植樹を行います。
さらに、ビオトープのリノベーションが進んでいきます。
ちなみに、昨年度まで、落ち葉の片づけに多くに時間を費やし、ゴミとして出していました。
今年は、ゴミ出す量を大幅に減らし、自然環境を守る活動に生かしています。
庁務手さんの仕事も削減されています。