手紙~見ようとすれば~
朝は、爽やかな青空になりました。
校庭の桜は葉桜にかわりつつあります。
ハナミズキの花が咲き始めています。
150周年の横断幕が朝日に照らされて、キラリ、輝いています。
学校に行くまでの道のり。
校庭の木々。
校舎内にも、子供たちの心がキラリ輝く行為がたくさん見えてきます。
「手紙」
鈴木 敏史
ゆうびんやさんが こない日でも
あなたに とどけられる
手紙はあるのです
ゆっくり 過ぎる
雲のかげ
庭にまいおりる
たんぽぽのわた毛
おなかをすかした
のらねこの声も
ごみ集めをしている人の
ひたいの汗も‥‥‥
みんな 手紙なのです
読もうとさえすれば
写真に写る姿からはどんなキラリが見えるでしょうか?
見ようとすれば、見える心が読めるようになってくるように思うのです。
学校はキラリにあふれています。
見ようとすることが、学校生活を彩り豊かにしていくのだと思います。